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それぞれの危険生物の注意するべき点や大きな特徴がよく分かる!
何が怖い? どこが危ない? 危険生物を知ろう! 巻頭しかけつき! 2身近にひそむ!日本の危険生物
監修・小宮輝之
話題のヒアリ・カミツキガメなど大変危険な外来生物、ヒグマ・ニホンザルなど人の身近に暮らすことが大問題となりつつある野生動物、ハブ・ススメバチなど毒で命を落とす事故が後をたたない有毒生物など日本の危険生物を網羅。
ここ数年、ニホンザルが川崎から大田区、品川区、港区に逃げ回っているとか、イノシシが小学生の女の子を怪我させたとか、ヒアリの上陸を水際で食い止めようとする港湾の職員たちの努力や、カミツキガメがどのくらい日本の湖沼に生息しているかの調査などなど、本書に紹介した危険生物たちのニュースが毎日のようにあふれています。それもこれも、動物のせいというよりはむしろ、人間の生活圏が広がったこと、国や海をまたいで行う経済活動などほとんどの原因が人間由来のものなのですが、動物も人もよりよく暮らすために、私たちが注意するべき点、知っておくべき事象を紹介し、意識づけたいと製作した書籍です。
監修・小宮輝之(こみやてるゆき)
昭和22年東京生まれ。上野動物園に通いつめる少年時代を送る。大学卒業後、東京都の職員となり多摩動物公園に飼育係として配属。後に上野動物園飼育課に移り、飼育係長などを経て平成16年、同園の15代目園長に就任。飼育係からの園長就任は同園では初めて。動物や動物園に関する多くの著書がある。
恩賜上野動物園(東京都台東区上野公園)の前園長(第13代)。
日本動物園水族館協会前会長。
2011年8月から公益財団法人東京動物園協会常務理事。
主な著書・監修作品に、
『動物園ではたらく』(イーストプレス)
『水辺の外来生物』シリーズ(ミネルヴァ書房)
『危険生物(講談社の動く図鑑MOVE)』(講談社)
『ほんとのおおきさ動物園』シリーズ(学研)
『DVD付 鳥(学研の図鑑LIVE)』(学研)
『教科で学ぶ パンダ学』(今人舎)
『Zooっとたのしー!動物園』(文一総合出版)
『どうぶつ(ふしぎ・びっくり!?こども図鑑)』(学研)
『哺乳類の足型・足跡ハンドブック』(文一総合出版)
『かわいいスズメたち』(二見書房)
『世界の美しい馬』(グラフィック社)
他、多数。