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今日は、『肉の国』一番の王さまを決める、大事な日!
にくのくに
はらぺこめがね
ここは肉の国。
上から読んでも、肉の国。
下から読んでも、肉の国。
今日は、肉の国一番の王さまを決める、
大事な日。
ローストビーフ王に、カラアゲ王。
ハンバーグ王に、ローストチキン王。
ハム王、ソーセージ王、トンカツ王!
個性的な王様が続々登場します。
けれど、どの王さまも
自分と、自分の愛する肉料理が一番だと
言って譲らず、大騒ぎ!
するとそこへ、スキヤキ王が現れて……。
わがままで個性的、だけどなんだか憎めない
かわいい王さまたちの姿と
迫力満点、今にも湯気をたてて画面から
飛び出してきそうな美味しい料理を
どうぞお楽しみください!
堂々、満を持して2月9日にくのひ、発刊です!
お肉は、大人も子どもも、老若男女、
元気になりたい時、パワーを発揮したい時、
エネルギーを蓄える時に、
無性に食べたくなるものです。
わたしたちも、このお肉絵本を読んでくださる
読者のみなさまに、
『元気』と『パワー』と『エネルギー』を
お届けしたいと思っています。
読んでる瞬間から「ああ、お肉が食べたい」と、
舌も心も騒ぎ出しますよ。
ノリにノっている二人の描く、
魅惑のお肉料理たちを、
こころゆくまで、ご堪能ください!
※
小学校現場のみなさまには、
前作『にくのくに』を通じて、
日本全国各所、給食のメニューを選ぶ
『にくのくに』総選挙を
多数、実施していただきました。
いろんな肉料理に投票してくださっった子どもたち、
実施を企画してくださった小学校の先生がた、
そして、おいしい料理を作ってくださった
給食の調理にたずさわるみなさま、
深く御礼申し上げます。ありがとうございます!
はらぺこめがね(原田しんやと関かおり)
2005年京都精華大学デザイン学科卒業後、
グラフィックデザイナーを経て
2008年にイラストレーターとして独立。
2011年夫婦イラストユニット、
はらぺこめがねを結成。
「食べものと人」をテーマに幅広く活動している。
二人とも、中でも一等好きなおにく料理は
スキヤキ。
おにくの出てくる絵本作品に
『すきやき』『ハンバーガー』(ニジノ絵本屋)、
『へんなおでん』(グラフィック社)、
『やきそばばんばん』(あかね書房)、
『まどあけずかん たべもの』(小学館)、
『かんぱいよっぱらい』(岩崎書店)、
『みんなのおすし』(ポプラ社)などがある。
肉を食らって肉を描く
●はらぺこめがね
わたしたちは、夫婦で絵を描いています。
食べることが大好きなので、今まで描いた絵本には
ぜーんぶおいしいものが出てきます。
今回は「お肉」が主役です。お肉を食べると、
とっても元気が出る気がしませんか?
力のある頼れる食材だと感じています。
元気が無いなぁというときに、
よしっお肉を食べよう!となります。
国を治めている立派な王様は、毎日たくさん
がんばってらっしゃるでしょうから、
お肉をいっぱい食べていて、
お肉のおいしさの虜になっているんだろなぁ……。
絵本『にくのくに』には、お肉が大好きな、
王様がいっぱい出てきます。お肉には、
いろんな種類や食べ方があるように、
王様もいろんな人がいるのです。
どんな、王様がいらっしゃるのかは、
ぜひ絵本を読んでみてほしいですが、
少し紹介させていただきますね。
わたしたちの一番好きな王様は「とんかつ王」です。
とんかつのようにどしっと構えていて、
ボリュームがあって、がんこで強面な見た目を
しております。でも、実は
繊細でふわっと優しい性格だったりするんだろうなぁと、
とんかつを食べながら想像を膨らませて
生まれてきたキャラクターです。
おいしいものを描くとき、わたしたちは大抵
取材をします。お店に食べに行ったり、
お家で作ったり、自分たちの頭にすっと浮かんでくる
イメージに近いものを、探し出そうとします。
そして、食べたり、見たり、作ったりして、
その食べ物とじっくり向き合ううち、
その食べ物のあたらしい一面に出会えたり、
やっぱりおいしいよねっと再確認できたりするのです。
この作業をちゃんとしていると、
絵本を作るのがスムーズになります。
と、かっこつけて言ってみましたが、
本当は「食べたい!」という自然な気持ちで
行動しているだけかもしれません。
どうぞ、はらぺこで絵本を読んでみてください。
おいしくめしあがれますように。