取材先で珍事件発生?!テレビマンボルフはぶじ解決できるのか!
なんでも かいけつ! テレビマンボルフ
高畠じゅん子・作 高畠純・絵
オモロテレビで情報番組を作っている
テレビマンのボルフ。
毎日まちの動物たちからたくさん送られてくる
お便りをもとに、さまざまな情報の中から
放送できるものを探して、取材に出かけます。
その取材先で珍事件が発生?!
毛泥棒って、一体犯人の目的は
なんなのでしょう?
さあ、ボルフは無事、
事件を解決して、まちの動物たちの平和を
守りながら番組を盛り上げることが
できるのでしょうか!
巻末に、今回の事件にまつわる
「ミドリグマ 」の毛の秘密に迫った、
ちょっと「へ〜!」と言いたくなる
科学的なボルフの取材もついていますよ!
ぜひ最後まで、読んでみてくださいね。
高畠 じゅん子(JUNKO TAKABATAKE)
兵庫県生まれ。同志社大学卒業後、
イベント企画事務所に勤務。
ひょんな人との出会いから、
絵本の教室に通い出し、絵本創作を学ぶ。
「よいこは もう ねるじかん」「かわいこちゃん」
(BL出版)、「ブービーとすべりだい」
(講談社)、「まじょがかぜをひいたらね」
(理論社)、「おおどろぼうヌスート」
(ほるぷ出版)、「うさぎのトリン きゅうしょく、
おかわりできるかな」「うさぎのトリン はじめての
マラソンたいかい」(小峰書店)など多数。
高畠 純(JUN TAKABATAKE)
名古屋市生まれ。
「だれのじてんしゃ」(フレーベル館)で
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
「オー・スッパ」(講談社)で日本絵本賞受賞。
「ふたりのナマケモノ」(講談社)で、
講談社出版文化賞絵本賞受賞。
主な絵本作品に「ピースランド」
「おとうさんのえほん」「どっちからよんでも」
(絵本館)、「ペンギンシリーズ」「オレ・ダレ」
(講談社)、「わんわん わんわん」(理論社)、
「うし」(アリス館)、「よいこはもう
ねるじかん」(BL出版)、「きりんきりん」
(リーブル)、「十二支のしりとりえほん」
「十二支のはやくちことばえほん」「十二支
のことわざえほん」「十二支のおやこえほん」
(教育画劇)など多数。
高畠じゅん子さんからのメッセージ
私は中学時代、放送部に所属していて、
放送コンテストに出品する作品を作って
いました。学校生活の小さな出来事を取り上げ
て、取材・撮影・編集・アナウンス、と作って
いく様は、まさしくボルフと一緒!
いつもネタはないかと探しまわっていました〜。
あの頃から、おもしろいものセンサーを
張り巡らす癖がついたのかもしれません。
高畠純さんからのメッセージ
ぼくは学生のころ、テレビの美術関係の
アルバイトはないかと、飛び込みで
NHKにきいてみました。
大道具のアルバイトがありました。
大道具の部屋はいろんなものがいっぱい。
柱やらパネルやら、それらを片付けたり、
セットしたり、みんな忙しく働きます。
その観察がこの本にちょっといきてるかも。