ねことピクニック? じゃなくて、ねこをピクニック!!
ねこピクニック
あさのますみ・作 かのうかりん・絵
外は雨ふり。明日のピクニックを 楽しみにしている女の子が ねこのコムギをだっこしていると、とつぜん、からだが小さくなってしまいます。コムギの ほっこほこのおなかに登ったり、背中をすべったり、女の子はコムギのピクニックを楽しみます!
コムギとおなじ目線になって、コムギのお気に入りの場所からいっしょに部屋をながめたり、ボールを追いかけたりする場面もみどころです。
「もしも〜だったら」という想像が膨らむ、ねこ好きさんの あこがれと願望がつまった 夢のような一冊です。
あさのますみ
秋田県生まれ。國學院大學卒業。 2007年、初めて書いた「ちいさなボタン、プッチ」にて、小学館第13 回おひさま大賞童話部門最優秀賞を受賞。 その後、あさのますみ名義で執筆活動を始める。おもな絵本に、「アニマルバス」シリーズ(ポプラ社)、『ちょうちょむすびのムスビーナさん』(BL出版)、『おおきなおさら』(バイインターナショナル)、『ヨルとよる』(教育画劇)などがある。浅野真澄名義で声優としても活躍、多数の出演作をもつ。
かのうかりん
1983年、愛媛県生まれ。東京造形大学彫刻専攻卒業。あたたかみのある確かなタッチの絵には定評がある。おもな絵本に、「かなしきデブ猫ちゃん」シリーズ(愛媛新聞社/集英社文庫)、「どろぼうねこ」シリーズ(文芸社)、『おやすみ おやすみ みんな おやすみ』(金の星社)、『まねっこにゃんころもち』(PHP研究所)などがある。作画を担当した『トドにおとどけ』(パイインターナショナル)でキノベス!キッズ2025第2位、第1回NIC書店絵本大賞に入賞。



























