『十二支のはじまり』

岩崎京子・文　二俣英五郎・画

1997年11月刊

　2025年（へび年）も残すところわずかとなりました。慌ただしくもありますが、年末年始におすすめしたいえほんです。

　この『十二支のはじまり』では、へびとたつのやりとりが描かれていますが、へびは、たつからのいっしょに行こうという誘いをことわり、自分にとっていちばんの方法で向かうことにします。さて、その方法とはいったい・・・。

　そして、2026年はうま年です。お話のなかで、たくさんのどうぶつたちと一緒に出かけたうまでしたが、順調にごてんにたどりついたのは、うまとひつじだけでした。なぜ、うまとひつじだけがうまくたどりつけたのか・・・。

　いろいろなどうぶつたちが登場する『十二支のはじまり』。お話の楽しみ方もいろいろです。自分の干支のどうぶつに注目しながら、ぜひ、何度も読んでみてくださいね。