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算数も!社会も! 2教科とも、どっちも好きに、得意になる!
齋藤孝の どっちも得意になる! 算数×社会
齋藤孝・監修
齋藤孝監修。本書籍では、普段教科別に分かれている学習内容に一歩踏み込んで、それぞれ2教科の学びのポイントをつなげて発展。幅広い学習の考え方を紹介します。教科の壁にとらわれないものの見方や多角的な学びの面白さを共に発見してゆきます。
学校で勉強する教科は、「国語」「算数」「理科」「社会」のように分かれていますが、実はその内容には、教科の壁を越えて関わりあっている部分がたくさんあります。1つの教科を勉強するときに、ほかの教科との関わりを考えながら学ぶと、効率よく両方の教科の知識が身に付くだけでなく、2教科を一緒に考えることで、1つの教科の理解が、実はほかの教科を理解する土台の力を養うということを実感できるのです。
例えば、「社会」のようすを数字を用いてくわしく知るためには、グラフや割合の計算など、「算数」の知識がとても役に立ちます。国と国との重要な経済活動である貿易には、円やドル、ユーロなど為替の動きを理解することが必要不可欠です。
この本では、小学3年生〜6年生の教科書にそった、「算数」と「社会」の学びのポイントをつなげて、さらに教科書の内容にはとどまらない幅広い知識を身につけられる考え方を紹介しています。
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、現在、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著者に『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『勉強なんてカンタンだ!』(PHP研究所)、『考え方の教室』(岩波書店)ほか多数。