表題作「青いチュルチュル」を含む15編の短編を収載
青いチュルチュル
1巻
吉田悠軌・作 ネルノダイスキ・絵
「チュルチュル」とよばれていたアイスがありました。あの日、青く光る半透明のチュルチュルみたいな生き物が地面でうねうね動いて、見たんです。それを髪の長い男が「ずずずずずずる……」と吸っているのを…。表題作を含む15編の短編を収載。
吉田悠軌
1980年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
怪談サークル「とうもろこしの会」会長。怪談・都市伝説を中心とした、現代オカルト文化全般を研究。文筆業の他、イベントやメディア出演などでも活動。
近著『日めくり怪談』(集英社)、『禁足地巡礼』(扶桑社)、『一行怪談』(PHP)、『一行怪談漢字ドリルシリーズ』(幻冬舎)、『うわさの怪談』(王様文庫)など。
ネルノダイスキ
絵画や立体作品の展示をするかたわら2013年よりネルノダイスキ名義で漫画同人誌をつくり始める。2015年第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で同人誌「エソラゴト」が新人賞受賞。2017年第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で同人誌「であいがしら」が審査員推薦作品選出。TIS(トーキョーイラストレーターズソサエティ)所属。