

将来にわたって「なにかあっても安心できる」社会へ!
みんなのミカタ 社会保障制度
全3巻
河合 塁・監修
これから出る本
わたしたちが生きていく上で起こるさまざまな「生活の困った!」。
そんな時に助けとなるのが社会保障制度です。
考え方の基本となる「社会保険」「公的扶助」「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」といった4つの柱と、財源の税金についてもわかりやすく解説しています。支えや助けが必要なのは、高齢者や障がいのある人だけではありません。教科書には載っていない、自分を守るための情報が満載のセットです。
- みんなのミカタ 社会保障制度① 社会保障制度と制度をささえるお金
- 河合 塁・監修
ISBN:978-4-7746-2341-2
- みんなのミカタ 社会保障制度② みんなでささえあう社会保険
- 河合 塁・監修
ISBN:978-4-7746-2342-9
- みんなのミカタ 社会保障制度③ 安心してくらせる社会へ(社会福祉・公的扶助・保健医療と公衆衛生)
- 河合塁・監修
ISBN:978-4-7746-2343-6
監修者・河合 塁
岐阜大学地域科学部教授。愛知県出身。専門は労働法・社会保障法など。1999年に社会保険労務士試験合格、2000 ~ 2013 年まで企業年金連合会(旧・厚生年金基金連合会)にて年金関係の仕事にたずさわる。その間に中央大学大学院で博士(法学)を取得し、2013 ~ 2023 年まで岩手大学准教授、2023 年からは現職。サラリーマンから大学教員になり、アラフィフになってからほぼ 30 年ぶりに地元に戻ることに。というわけで「人生万事塞翁が馬」が好きな言葉。著書に『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版、共編著)、『リアル労働法』(法律文化社、共編著)など。
いまの日本の政治は、社会保障を「どう」つづけていくのかにばかり目がいっています。それも大切ですが、もっと大切なのは、社会保障を「なぜ」つづけていくのか、なのです。将来に希望をもつためには、将来にわたって「なにかあっても安心できる」ことがかかせません。そのためにあるのが社会保障なんだ、ということを、ぜひ忘れないでくださいね。(あとがきより抜粋)